おやゆび姫  父と娘。
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父と娘。
2013/01/31(Thu)
ワタクシ、毎朝、NHKの朝の連続ドラマ小説「純と愛」を見ていまして。

見てない方もいっぱいいらっしゃると思うので
詳しいストーリーは置いておいて・・・

今日の話は、犬猿の仲?になってしまった父と娘(ヒロイン)。
その犬猿っぷりは、なんでこのお父さん、こんなんなの?!と
テレビの前で憤慨するほどなんですけど。

で、ヒロインが生まれたときの思い出話をアルバムを見ながら
母が沖縄弁で語るというシーン。

「 

 純(ヒロインの名前)が生まれたときは・・


 お父さんがものすごく喜んで喜んで
 可愛いね~可愛いね~と、本当に嬉しそうだった。
 少し大きくなってから、純が動物園が好きだと知ると
 お出掛けはいつも動物園だったのよ            」


まさか自分が父親にそんなに愛されていたなんて
知らなかったヒロインは、感慨深い様子でした。




++


そういえば。

私の父が認知症になってしまってから、
父の病院へ行くために母と車に乗って、
色々と父の話をしていた時のこと。。。


昔、お父さんはお兄ちゃんが生まれたとき、
嬉しくて走って帰ってきて、家について
大急ぎで門扉を開けようとしたら、
指が強くあたって、小指の骨が折れたんだったよね?


そう私が聞くと、母は


えー!?そんな話、聞いたことないけど。


って。


こっちのほうが、「えー!?」ですよ。
確かに父から聞いて、よっぽど嬉しかったんやなぁと思った記憶が
あるので、本当の話じゃなかったの?!とびっくり。

あれは、父なりのジョークだったのでしょうか?




その後、母が



でも。

その話は知らないけど、

〇〇子(←私)が 3歳の頃、家族ぐるみでお付き合いしている
会社の人たちと島根県の海水浴場にキャンプに行って。
初めての海辺キャンプに、寄せては返す波の音が怖いと泣いて泣いて、
怖がる〇〇子を、お父さんはテントがいやなら・・と
車に行って寝かせたり、それでも泣き止まないので
一晩中抱っこしてたんよ。。
そして次の日になったら、あんたは海水浴が楽しくて楽しくて
今度は帰りたくないって泣いてね~(笑)


と。




そんなことがあったんだ?

そんなに父は私を可愛がっていたんだ?


でも、そういえば小さい頃の思い出は

父がふわふわのセーターを買ってくれたこと
それが嬉しくて幼稚園のスモックの袖のところから
わざわざちょっと見えるように出して着たほど嬉しかったこと

休みになると、小さなポシェットに母がお菓子を入れてくれて
父は私を後ろに乗せて、いつもサイクリングに行っていたこと

兄の後に生まれた初めての女の子である私に、自分のバイクを売って、
7段飾りのそれは豪華なお雛様を買ってくれたこと
その季節になると、いつも私はそのひな壇の一番下に置かれている
オルゴールのネジを巻いて音を聞くのが好きだったこと



こうやって大人になって思い返してみれば
どんなに大事にされていたかを思い出すことはできるのだけど。


小さい頃の私は父が大好きで、しょっちゅう父とお出掛けしていたのに
思春期以降は、父が大嫌いで、なぜ母は父と結婚したんだろう?と
思うほど、嫌いでした。
嫌いな期間は長く続き(長すぎやろ、と自分でも思いますが)、
そんな中で認知症を発症。


恥ずかしながら、正直に書きますが
嫌いな父に、更に迷惑掛けられるなんて、もうイヤだ、と
思ったほど。


でも、色んなことがあって、そんな感情も
違う感情に変化していき、今が一番平和なときかもしれないね、
と、母とよく話します。



++



病院について、父に会い、そうだ、聞いてみよう!と思って



「 お父さん、昔、お兄ちゃんが生まれたとき
  嬉しくて走って家に帰ってきて
  門扉に小指ぶつけて、骨が折れたんだよね~? 」



と聞いてみると。




「 おぉ!そうやっったな。 」




わ~!ホントにそうだったんだ(^-^)



と思ったら、次の一言が



「 それで、今もこの指(薬指)が折れてるねん 」



・・・。



やっぱり、ちゃんと通じてない(><)
認知症になってからじゃなくて
そうなる前に、聞いてみたらよかったんだなぁ。




いつか親に聞いてみたいと思っていることは、
多分、自分が思っているよりも早い時期に
聞いてみた方がよいのでしょうね。


「 いつか 」の前に聞けなくなることも多々あるのでしょう。



++


朝ドラでは、ヒロインのお母さんが若年性認知症に
なってしまうという展開です。

認知症、ひとそれぞれが、本当に違う症状であり、
うちも落ち着くまで、去年の今頃はまさに地獄、というほど
何の希望も持てない日々だったけれど。


でも、今はただ、父の老後が、日当たりの良い場所で、
快適で、おだやかなものになるようにしてあげよう、と
心底思えるので、


父が認知症にならなければ、

私は父を嫌いなままだったかもしれない。

そう思えば、認知症になってよかったと思うこともあるほどです。




とはいえ、急に状況が急展開したりするのが認知症。
またひどい日々がくるかもしれないけど、
でも、もしそんな状況になったとしても
父を嫌いという感情だけでみることはないだろう、
と思えるので、私自身が、
そういう感情の修行をさせて頂けたということも
認知症に感謝です。



++


・・と。

ハナシ、暗い? 大丈夫でしょうか?


話の内容は暗いかもしれないけど、
実は私自身は、今までになく希望に燃えて
絶賛 新作製作中です~♪


裏側は、ぱっちんぴんになっているので
前髪にちょこんととめると可愛いのです^^
201301311.jpg




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